株式会社エース代表取締役社長 乙村要介のブログです。

盛和塾 福井顧問「なぜ経営にフィロソフィが必要か」

2008年04月03日 15:36

3月27日に、石川、富山盛和塾合同例会が開催され、ゲスト講師として、前京セラ労働組合委員長であった福井顧問が、病気治療中にも関わらず、わざわざ富山にお越しくださいました。ありがたいことです。誠にありがとうございます。6ヶ月間に亘りまして、フィロソフィについて、語っていただけることなので、出席してまいりました。

1.企業の生き方を明確にする。
ここでは、稲盛さんの社長としての最初の難関であった11人の高卒の反乱から、全従業員の物心両面の幸せを考え、仲間の為に尽くすことの重要さを説き、そして社長(リーダー)としての使命感の確立。無私の経営者(社員の幸せを思い、誰よりも働くこと)

2.社員は企業の志と我が人生を束ねる。
山形新幹線の日本一のお弁当の販売で有名な斉藤いずみさんの話を持ち出されました。自分がパートとして、楽しくお弁当を販売する喜び、人への思いやり、心遣い、気遣い、ちょっとしたことが、売上アップに繋がる。
会社作りは一つ一つの積み重ねが、やがて大きな成果を作り上げる。それは、大きな教会を作ることに例え、最初は重労働(悲観主義)を強いられ、壁作り(職業主義)に移り、やがて教会堂作り(理想主義)となる。
この時に、全員の共有が重要となる。共有する為には、語る(宣教師)が必要。それから、教育もとても重要である!そして、コンパも必要である。

3.規律性
個々バラバラでどうなる?会社、店、部署単位の集団行動であり、団体戦で相手に立ち向かうことの重要性。会社は、営業も生産、資材調達、管理もみんなで一緒に立ち向かうことにより、競業他社に勝てるのである。だから、トップ及びリーダーは見られている。卑怯な振る舞い(公私混同、エコヒイキ)は、絶対あってはならない。

4.平穏さの必要性
フィロソフィは、誰が見てもわかりやすく、納得出来るものであること。ここでは、例えとして、京セラにおける新入社員に対すること。1)鉛筆は削ってあるか。2)名刺は用意してあるか。3)机もあるか。4)新入社員のための寄せ書きをしてあるか。
こんな、チョットした心遣いや思いやりから、京セラのまた新しい仲間が増える。
そして、フィロソフィは、トップ自らが、社員を思いやり、社員のことを考えて、自らが書き綴るものである。何回も何十回もトップである限り、永遠に書き続けなければ行かないものである。そこにトップとしての、使命感、責任感、感謝、思いやり、真の優しさが必要となる。

そして、78項目から、始まる京セラのフィロソフィの解説が始まりました。
1.「心をベースにした経営をする。」心の束が出来れば、こんなに強いものはない。しかし、束は弱いものでもある。心の束とは心が通じ合えるもののことである。
2.「公明正大に利益を上げる。」合理化して、付加価値を上げて利益を出す。必ず、利益を出していくことが、全てが善くなる事に繋がる。
3.「お客様第一主義」お客様のニーズを早く知る。お客様に喜んでもらう。
4.「大家族主義を貫く。」信じあえる、助け合う、利他の心、思いやりをもつ。そして、温かな大きな家族作りをする。
5.「実力主義に徹する」実力、信頼、尊敬されること、みんなの為に行動する人がリーダーの条件である。

以上、2時間半の熱烈な講義でした。稲盛和夫の社長の気持ちが、とても身近に感じられました。改めて、社長としてTOPとしての使命感、責任痛感いたしました。福井顧問、誠にありがとうございました。出愛に感謝申し上げます。楽しい日でした(^¥^)

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