理念と経営1月号巻頭対談を読んで

「究極のポジティブ思考」を考える

 15年前に社長から経営者として成功をしたいと志を建てたいと思っていたとき、船井総研の「経営戦略セミナー」で、ばったりと創業者の船井幸雄翁にお会いしました。朝食会場へ向かう時でしたので思い切って、ご一緒させていただきたいとお願いしたところ、快諾していただき、二人で食事を摂りました。

 いろいろな話を聴かせていただいた際に「成功者になるためにはどうしたらよいか?」を尋ねました。すると「乙村君、それは①素直(素直に人の話を聴き理解すること) ②勉強好き(継続学習) ③プラス発想(出来る思考)です。この3つを実行しなさい。そうすれば必ず成功者になります」と教えていただきました。

 この日以来、私の信条は「素直・勉強好き・プラス発想」になり、いかなる時もこれをベースにしていきました。

 その後、一つの事業が失敗して、「逆境」が襲いかかりました。負債も巨額で一瞬「自殺」も考えましたが、『ここが崖っぷち。ここから先は盛り返せる。もう一度、一から学び、立て直す』と「決意」をして、「盛和塾」「日本創造教育研究所」で学ばせて頂いたお陰で今日があります。

 そんな中、「理念と経営の1月号」 巻頭対談の中に日本人は死を「新しい出発」ではなく、なぜ「別れ」と考えるようになったのか?

「ワシントンポスト」の敏腕記者が50歳を迎える手前で癌で亡くなりました。その時に、奥様が書いた手記に「死は新しい生への出発であるという哲学が在ったら、どんなに救われたことだろうか?」という一行があります。

今の日本はこのように死を前向きには受け止めていません。

 一時大変人気になった『おくりびと』という映画がありましたが、原作のタイトルも同じでした。ところが、英訳されて外国で上映されてのは、「Departures(出発)」となっています。

すなわち欧米では死を「出発」あるいは「旅立ち」と受け取っているわけです。

 日本では、「死」=「終わり」「エンディング」の発想です。「出発」という発想はありません。

それが「葬儀」から「告別式」に変わってしまったという事実があります。

 究極のポジティブ思考とは、「死」=「終わり」「エンディング」⇒「Departures(出発)」として受け止めていくことを感じました。

それが「究極のポジティブ思考」と私は受け止めていきます。

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