株式会社エース代表取締役社長 乙村要介のブログです。

株式会社エース 盛和塾 経営体験発表

2012年01月12日 16:25

1.わが社の概要と事業内容

わが社、株式会社エースは創業大正10年 今年91年目、会社設立 昭和38年の会社です。創業者は祖父「吾乙」で一生食っていける商売として、履物業を創業いたしました。当時は大阪まで夜行列車で行く時代、地方問屋・各問屋を飛び越えて、「お客様に一銭でも安く・良いもの・喜ばれるものを提供しよう」の念いから、桐は岡山、その他の木は奈良より購入し、鼻緒は大阪・京都にて仕入、金沢で製造して卸売りと店頭販売をしていました。現在の私どもの夢である「世界中の人々に愛されるオリジナルブランドをつくる」はこの創業者の念いが今も私たちの仕事を成長させています。

2代目の父である「榮一」は、時代の変化(和装から洋装の流れに時流適応)履物業から、靴店へまた、商業界へ参加し、ボランタリー・チェーンで学び、選択と集中で、卸製造履物業から、靴小売業へと変化対応していきました。そして、後年は高田好胤氏の下、人間力を学びました。父が優しく、心の広い、器の広い人間となっていくことを感じました。このことを父は私に伝えたかったのかなと原稿を書きながら父の思いを感じました。

3代目となる私「要介」は、目まぐるしく変化するファッション(商品)から、縦積みの出来る定番商品の充実を図り、靴小売業からカバン中心の服飾雑貨の小売業へと変化させていきました。また、1999年より天候、時流などの外部環境に左右されにくいインターネット販売に力を注いできました。

前期(2011年5月20日)の決算内容は、盛和塾での学びのお蔭で過去最高益を記録いたしました。売上高6億5,400万円 粗利益率34.0% 経常利益3,750万円、経常利益率5.7% 役員3名 社員数16名 パートアルバイト13名 スタッフ合計32名の発展途上の小企業です。

今期も順調に推移して、売上7億3千万円、経常利益も5,000万円 経常利益率も7%近くになる予定です。

事業内容は、リアル店舗は石川県金沢市竪町に「COOL CAT」吉田カバン中心にBAGのSELECT-SHOP、レディースアパレルのSELECT-SHOP「86」金沢駅前の金沢フォーラス4Fに、吉田カバンの専門店「クラチカ」、MPSCの専門店「MPSC KANAZAWA」の代行業の計4店舗運営しております。
そして、NET事業では、「COOL CAT」は、自社サイト・アマゾン・楽天の3サイト、「86」は、楽天の1サイト、「ACE-WEB」は、楽天・アマゾンの2サイト、「お財布屋」は、楽天・YAHOO・アマゾンの3サイトの合計9サイトを運営しております。

取扱いの商品は、主力商品に吉田カバン、MSPC、ACEラゲッジ、ツモリチサト、TREE、SHINZOOM、各メーカーとのダブルネーム(吉田カバンと弊社の企画商品など)オリジナル商品、学びの仲間である産廃業者様とのリサイクルの車のシートベルトを使ったオリジナルのカバンづくり、そしてデパートなどの買い付けの商材などを店頭とインターネットを通じて販売致しております。


2.わが社の事業目的と意義

弊社の事業目的は、
1.スタッフとその家族の物心両面の幸せ
2.お取引様への貢献
3.お客様への満足提供です
以上のことを三方善しとして、社会貢献を果たす。

まず第一番にスタッフと家族が幸せを感じられること。物の部分も石川県でまずは、同業他社の平均給料を上回り、一人一人の持つ特性を発揮できること、そしてフィロソフィーを説き、何の為に働くのか、働く先に何が見えるのか、お客様へのお役立ち、お取引先様へのお役立ち、この三方が出来るからこそ、社会貢献の出来る人間・社会へのお役立ちの出来る人間であること・会社であることを社内勉強会・フィロソフィー委員会・朝礼・終礼・OFF-JTなどで、学び、学習する組織の場づくりをして参ります。


3.経営者としての歩み

生まれた時から、母親に「お前は三代目、潰すも生かすのもお前しだい、だからこそ、しっかりしなさい」何度も何度も言われ続けられました。立命館大学 経営学部卒業後の32年前、靴屋さんの次期経営者として入社、何とか靴店を盛り上げたいと思いました。しかし、サイズ・流行・定番商品が少ないために万年赤字体質でした。当時は商業界・ボランタリー・チェーンで学び、規模の拡大・事業の拡張に全力を挙げて参りました。

それは、スタッフ・お客様の真に望むこととは程遠く私のエゴ(自我)の部分が多く、大きくなったらスタッフは幸せになるんだという真我の少ない経営でした。売上・利益・事業数・スタッフ・事業内容の拡大ばかりであり、自分自身の欲望を満たすものであり、人様へのお役立ち・スタッフの幸せ・社会貢献などを目指すものではありませんでした。

正直、自分の云う通りにすれば、会社は成長発展するものだと思い込んでいました。だから、調子の良いときは笑顔になり、悪いときには怖く・厳しい表情でした。スタッフは社長の顔色をうかがい、裸の王様の自分がいました。

業績が良くなり始めたのは、靴から古着そして、吉田カバンさんとの取引からアパレルへと変化してきたあたりから、利益が出るようになりました。しかし、自我の強い私は、社会貢献することよりも如何に税金を払わないようにするかを考えていました。

主力のお取引先様である吉田カバンさんの売り上げが年々上昇していく中、心の中に不安が出て参りました。この会社が将来もしものことがあったら、どうなるのか?とても心配になりました。そして不安でもありました。

それを打開するために1995年に立ち上げていたアメリカの古着を伸ばそうと思い2003年にフナイ総研さんとタッグを組んで、戦略を立てました。やがて3年で古着の売り上げが、3倍~5倍となりどんどん拡大志向に入っていきました。

スタッフやお客様の意見を吸い上げずに、TOP-DOWNでの指示・命令、スタッフからの心の叫びや生きがいや遣り甲斐にも答えられない。何のために働くのか?働くことの意味すら理解していませんでした。そして、フィロソフィーがないだけに、地に足のつかない、ぶれる経営をしていました。

売上・利益・規模を求めるあまり、売上は伸びるものの、赤字が膨らみ、期中内で債務超過になってしまいました。また、私についてこれない優秀なスタッフがどんどん去っていきました。そして、何よりも時流を見逃し、お客様の「コト・NEEDS・WANTS」を聴き入れない経営であり、自分は一生懸命にやっている。周りの者はやっていないなどと、人のせい、外部環境のせいばかりを言っていました。

そんな中での決断が、不採算部門の古着部門の清算でした。一番辛かったのは長く一生懸命に働いてくれたスタッフ30人余りをリストラしたことでした。そのお蔭で社内の中は、最悪の空気に包まれました。私の居場所がなく、苦しんでいました。

『良い経営者になろう!必ず、スタッフを幸せにする!永続企業になる!』と思っていた時に、石川盛和塾の世話人である岩木弘勝氏に入塾を誘われました。この塾でフィロソフィーを学びなさい。稲盛塾長の経営哲学を勉強しなさい。と諭されました。

決算の期中の債務超過の中、私は藁をもすがる思いで、経営とは何か?生きる意味とは何か?生きがいとはなにか?の稲盛経営哲学を学び続けました。機関紙を読み、塾長講話を聴き、各種研修会・勉強会・セミナーなどを我武者羅に勉強しました。

そして、フィロソフィー委員会を開き、弊社のフィロソフィーを一文字一文字読み上げ、一文字一文字浸透しやすい、心に響く内容に委員会でもみ合いました。朝礼でもフィロソフィーを全員で唱和し、活力のある内容に変え、終礼では部下の良いところのフィードバックを徹底しました。

各種勉強会、委員会を立ち上げ業績の向上を図りました。また、私はスタッフ面談を毎月全員と行い、不満や苦情を改善策として受け入れました。そして、フィロソフィーの意味である、何のために働くのか?働くその先に何があるのか?貴方のなりたい姿は?夢は?お客様はどうなる?を語り合いました。また定期的にコンパを実施して親睦も深めていきました。

すると、少しずつではありますが、スタッフは自発的にミィーティングをするようになり、効率性効果性の追求をしていくようになりました。 そして、各部署が強みをつくり出してきました。それは、アフターサービス・修理の対応・2年間保証・笑顔のおもてなし・お客様の「コト」をいかせる接客・注文Ⅰ時間以内の出荷体制・各種ラッピングサービス・マニュアルづくり・ロールプレイングなどなどどんどん強みが出てきました。

また、お客様アンケートはがき・MAIL・直接の要望・苦情を改善点・課題点と真摯に受け止められるようになり出しました。それが改善改革となり、強味が増えてきました。その結果が過去最高の前期の経常利益となりました。


4.わが心に抱いた強烈な願望とその結果

5年前の入塾したその年の横浜の全国大会に出席させていただきました。その時、非製造部門の売上高100億超の部門で第一位に輝いたのは、私の尊敬する最大のお取引先様である吉田カバンの株式会社吉田 吉田輝幸社長様でした。

当時、期中内の債務超過の中、暗中模索をしていた私にとって何かしらの光が見えてきました。「よし、俺も頑張ろう。そして必ず経営者大賞を手に入れる」と固く心に誓いました。

その甲斐もあり、稲盛塾長に言う経常利益10%というとてつもなく遠い目標が、前期5.7%となり今期は7%を狙えるところまで来ました。

そして、売上・規模の拡大よりも、安心して働ける財務体質の強い・人間関係の良い「強くて良い会社」こそが、私の使命であることを感じました。


5.今ここに生きる塾長の言葉

決算の期中内の債務超過中、必ず決算までに債務超過をなくするという思いの中での入塾した当初は、フィロソフィー、物心両面の幸せ、利他の心等理解に苦しみました。ただ経営の原点の12か条は理解しやすく、紐解きを先輩経営者に教わりながら、一つ一つ弊社の中へ落とし込みました。

1.事業の目的・意義を明確にする。は、
どういう念いで創業したのか?を「創業の精神」で明確にし、創業者がどういう念いで創業したのかを記しました。この創業の精神は、父の兄弟と会いその創業者の行い、事業内容、人柄等を聴きました。次に着手したのは、迷った時にどの方向を指すのか?何を基準としているのか?何をしていけば良いのか?を明確にしていくのかを、今一度見直し「経営理念」で記しました。

そして、わが社はどの方向へ向かっていくのかを、「夢への挑戦」としましたが、あまりにも漠然としているとの先輩塾生の言葉から、その手前にある15年先・10年先・5年先・3年先のビジョンを示すことにしました。このビジョンは毎年、幹部と考えていきました。そして、私たちは何の為に働くのか?働く意義・スタッフと家族の幸せとは?お取引先様・お客様にどう貢献・お役立ちしていくのか?その先に地域社会にどう役立っていくのか?を明確にした「事業目的」を記しました。

この「創業の精神」・「経営理念」・「夢への挑戦」・「ビジョン」・「事業目的」を考えて、考えていく中で、自分自身の使命・死生観を感じました。それは明け方にまるで天・はるかかなたより、私に降り注いできたかのように感じました。その瞬間、とても自分の中に燃え上がる情熱・魂を感じ、祖先・父への感謝を感じ、自然と涙が止まりませんでした。そして、この逆境に立ち向かえる勇気・使命・責任を抱きました。

そして、どの領域まで事業をしていくのか?を「事業ドメイン」誠実に真摯に取り組む姿勢を「社是」としました。自分自身の使命を「社長のミッションステートメント」とし、ぶれない自分を示しました。なぜ学ぶのか?学ぶ先はどうなっていくのか?を「教育理念」で記しました。お客様にどう接していくのか?を「営業理念」毎日の行動規範(目指すべきリーダーの姿)で記しました。

浸透させて行くために、毎日の朝礼にて全員で唱和を行い、先輩塾生からアドバイスを受け、これらのことをふまえて、フィロソフィー委員会を立ち上げ毎月これらのフィロソフィーの一文字一文字を委員会内で読み合わせ、そしてより解りやすく、理解・浸透しやすい文に改めて参りました。

昨年は、失敗しても良い社風・失敗から学べる社風を考えて欲しいと委員会に投げかけ、すると失敗という言葉自体が否定用語であるなどなどの意見が飛び交い、私は入らずにつくってもらいました。その「社訓」が次の通りです。

私たちエースのスタッフ一同は、
1.目標に対し、勇気と努力をもって挑戦する。
2.挑戦に対し、愛情と協力をもって応援する。
3.全ての結果に対し、感謝と学びをもって成長する

委員会で何回も話し合い、この出来上がった「社訓」から彼らの成長・愛社精神を感じ、感謝の涙が止まりませんでした。すると少しずつ少しずつ小さな変化が起こり出してきました。

そして、2.具体的な目標を立てるでは、このフィロソフィーに基づき、各部署がより具体的で明確な5W2Hに落とし込んだ計画が出来上がりました。それは、入塾以前は売上・利益・規模の拡大を私自身が掲げていた「やらされ感」溢れるものから、これだけしっかりと学び・成長しているのだから、年間5%だけ、伸ばす計画を立てよう。その計画を全員・各部署で考えて欲しい。そして、それを5W2Hに入れた計画をだしてくださいとお願いしたところ。

前期は、会社の目標前年比105%増の5億2,500万円に対して、各部署からの目標が5億4,900万円そして、実績が6億5,400万円、前年比127%増となり、経常利益も3,700万円 前年比約3倍となりました。

そのお蔭で、昨年から塾長の例会の参加を再開しました。そんな中、塾長の台湾開塾の講話は今の自分に、強烈な衝撃を与えてくれました。それは!

私は「真我」と「自我」の真我の部分を強めていく人間性の向上こそが真の経営者としての道であると改めて感じ、気づかされました。特に小成功している時こそ、謙虚さが必要であり自律していくことで真我を高めた経営者となると稲盛塾長の講話は、今の私の胸に突き刺さりました。

それは「心を高める 経営を伸ばす」塾長の経営哲学の通じるものと感じ、まだまだ未熟な経営者であり、小さな人間であることを痛感いたしました。今は亡き父は、このことをしきりに私に伝えたかったのかと改めて感じました。

6.今後の経営の進め方

株式会社エースは、9年先に創業100周年を迎え、その先の15年先には4代目との社長交代そしてさらに、永続企業として邁進して参ります。そんな中である推測によると、日本の人口は2025年くらいから急速に減り始め、2050年には日本の人口が5,500万人になり、2100年には3,000万人という予想があります。ここに非常に危機感を抱きます。昨年の10月に中国・深川にて工場を持っている会社をベンチマークさせて頂きました。そこで感じたのは、日本のタイムトンネル=昭和40年から50年の工場の内容であること。これを小売業の視線で上海・香港・台北・バンコクを視察すると、やはり同じことを感じました。「私どもでも出来る!お客様のお役立ちが出来る!」と強く感じました。また、言語よりもフィロソフィーが大切であり、しっかりしたフィロソフィーがあれば、日本語だけで海外でも十二分に活躍出来ること。これは台湾開塾で稲盛塾長が台湾塾生や私たちをモチベートしていることで、改めて実感・確信しました。そして、5年先の海外進出の為に焦らずにゆっくりと東アジアを視野に入れて、盛和塾の人脈を活かして、4代目と共に日本以外の市場を広めていきます。

そして、永続企業を目指すためにも、フィロソフィーの浸透と理解が大切であり、今後更に浸透を図って参ります。そして、財務体質の向上(5年先に無借金経営を目指していきます)良い人間関係づくりの為に、学習する組織づくりの場づくりを目指していきます。そして、5年先には、アメーバ―経営の導入を視野に入れて参ります。社員さんには、自分自身のキャリアプランが描ける賃金評価制度の導入を図り、社員さんが一戸建ての持ち家が持てる安心して家族と共に生活できる環境をつくります。その為にもパートさんの活用と少数精鋭のチームワークづくりを目指します。 また、NET市場の拡大の為に、自社サイトの活用・他のサイトへの出店・手数料の引き下げにも取り組んで参ります。
 その為にも凡事徹底を怠らずに、朝礼・終礼・5S・勉強会・各種委員会・研修会・研修への参加などを徹底して参ります。そして、私自身も真我を高め、人間力の向上を図り、一生涯学び続けて参ります。

拙い発表でしたが、長時間ご清聴頂き、誠にありがとうございました。

株式会社エース関連サイト

2012年の年頭のあいさつ・目標

2012年01月02日 23:39

新年明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になり誠にありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。

昨年は皆様のお蔭で素晴らしい成果をつくり出すことが出来ました。
今年も継続していき、今期も過去最高益の予定を目指して参ります。

今年はスタッフ一人一人が、ビジョンを描ける職場づくりを目指して参ります。
その為にもキャリアプランの描ける賃金評価制度をつくり上げていきます。

石川県の小売業界の平均値よりも上回る賃金体系の確立
安心して一戸建ての家が建てられる環境づくり
家族と共に幸せな家庭づくりが出来る会社を目指していきます。

本年の私の目標です。学習する組織づくり=最強の組織づくりを目指します。

今年の仕事の目標
1. 経営理念体系の浸透(将来の方向性と健全な価値観、正しい倫理観の共有)
2. 学習する組織づくり(朝礼・終礼・勉強会・委員会・ミィーテイングなど)
3. 理念体系に沿ったみんなで考えられる戦略・戦術の仕組みづくり

その為の行動
隔月の社員さんの面談
店長会、幹部会、仕組みづくりの活性化
自らが学び続けていきます

今年人間関係の目標
1.「縁」と「絆」を大切にして「経営資源」を広げていきます
2.誠実な対応を心がけます
3.率先垂範して、ラポールが取れる環境を瞬時につくります

今年の家庭面での目標
1.会話を大切にしてお互いを尊重します
2.時間がないといわず話を聴きます
3.毎日、笑顔挨拶をします

今年の13の徳目は、6番の【責任】です。
自分自身が自ら責任ある対応を心がけて、皆様方を初め全ての人に接していきます。

今年も宜しくお願い致します。

盛和塾 台湾開塾ツアー

2011年12月12日 09:22

初めて盛和塾の海外ツアーに参加して来ました。今回のメインは盛和塾の台湾開塾と台湾加賀屋さんのベンチマークです。台湾の塾生のスピーチから、真摯に学ぼうとする熱意、意欲の高さ、肯定的な場を感じました。そして、台湾が官と民との一体で成長していることを感じました。また、親日感情を感じました。

塾長の講話
心の管理
ジェームス アレン氏から引用  美しい思い、美しい心を養うことの大切さ。その為に、自分の心を常に正しい方向へ導くこと。つまり、自分自身をしっかり内観して行くこと。今日の一日を振り返り、反省して行くこと。

人生の歩み方
人生とは、生まれて来て死ぬまでの道が決められている運命がある。その運命に向かって、自分自身を正して行く。つまり、善いことを思い、善いことをして行く。これが因果法則である。善いことを念い、善いことをして、善い結果を残して、また新しい発見をして行く。←安岡正篤氏からの学び

真我と自我
真我とは、仏の心のような美しい心、正しい心。
自我(エゴ)とは、悪しきことを考え、悪しきことを行うこと。(牛肉偽装、賞味期限の改ざんなどなど)人間には、この二つの心が存在する。この自我の心を律して行き、真我を自分の心に取り入れて、自分の人生(運命)を切り拓いて行くことに、真の経営者、真の人間としての道が拓けて来る。

成功者
成功者とは、小成功に甘んじ、常に謙虚であり、次なるステップ(ステージ)を目指して行くことに真の成功者としての道が拓けて来るのである。つまり、一つの成功を手にすると傲慢な心が芽生え、成功以前の謙虚な自分を見失ってしまう。

真我>自我(エゴ)
自我を律して、真我を伸ばして行くことを目指して行く。真我を広めて行くことそして、時間を掛けて行くことで、周りの人から、心の広い人と尊敬される人物になって行くのである。時間を掛けて人物形成をしていくことが大切なことである。←敬愛する西郷南洲氏の遺訓集25カ条

商売の道
己が儲けるだけの考え(自我、エゴ)のことより、お客様やお取引先様の利益も考えていく正しい商売の道(真我)を考えていくことで、時流に適応していく。常に周りに配慮していくことを考えていくことで、永続企業になって行く。

経営は経営者で100%決まる経営者は心を高めること
正に、この真我と自我のバランスであり、経営のフィロソフィ(哲学)を高めて行くことが経営者の道である。←松下幸之助翁、本田宗一郎翁の実際の経営者からの学び

以上の塾長講話から、自分自身の足らざる所を改めて、気づき・学んだ講話でした。そして、塾生もこの講話からとても真摯に温かく接していただきました。やはり、学び続けていくことの大切さを痛感しました。本当に腑に落ちた台湾開塾ツアーに感謝するとともに、スタッフと家族に深感謝です。本当にありがとうございました。

田舞塾中国深川+上海企業視察での気づき

2011年10月31日 18:42

10月25日から、30日の4泊5日の日程で田舞塾のケースメソッド授業と石井先生の講演、STグループさんのシンセンの工場見学、そしてマネジメント・コーチングでお世話になっている佐藤昌宏さんの丸一精密模具(上海)有限公司を視察して参りました。

特に今の日本の人口が2025年からどんどん減り始め、2050年には5500万人の人口が予想される日本、この人口減に対して今からどういう対応をしていくのか?どういう戦略が必要なのか?この10年に考えるべき課題であり、また海外から今の日本を客観的に観ていくことの必要性の感じ視察を決意しました。

STグループさんの視察からの気づき
1.日本式(日創研など)の人財育成方法が活かせる=すべては人財で決まる
2.中国人は案外素直である=人財育成が可能
3.チャンスは自ら掴み取ること+人財による経営資源が必要

石井先生の講演からの気づき・学び
1.社長の先見力と決断力は必要不可欠(ユダヤ人から学ぶ)
2.海外進出のネック
 A.言葉の壁⇒大丈夫 日本語が話せればOK!+会社に特性があれば成功する
 B.お金は手持ち資金で行うこと 無理をしないこと
 C.他の企業と協力体制をとること 人・モノ・金・情報の共有化⇒効果性と効率性UP
3.進出企業のチェック
 A.規制のチェック 特に業界におけること
 B.インフラ状況のチェック
 C.政府対応のチェック
 D.その地域と働くスタッフの相性のチェック
4.進出企業の形態のチェック 合併なのか?合弁なのか?単独なのか?などなど
5.契約書のチェック 契約書の隅々まだ読む力=どんな想定でも適応できること

STグループさんのケースメソットからの学び・気づき
1.STグループさんの中国での成功要因
 A.投資金額が少ないこと
 B.人財がいること (信頼のおける中国人・日本人サポーターなど)
 C.一点集中(マグネシュウムに特化した)
 D.品質マネジメント
 E.技術力(コアコンピタンス)
 F.給与政策 他社との連携
 G.信頼関係=コミュニケ―ション 全てはラポール
 H.5年以上日本に住んでいた人財がいたこと
2.M&Aでの買収条件
 A.ヒト 人財がいるのか?
 B.技術・ノウハウがあるのか?
 C.資産・資金状況はどうなのか?
 D.収益性はどうなのか?
 E.顧客はいるのか?その関係はどうなのか?
 F.将来の価値=成長性はどうなのか?

以上、しっかりと学べた田舞塾の中国研修でした。とても大きな学び・気づきがあり、中国を肌で感じました。ありがとうございました。

次の日は上海観光でしたが、取り止め、急遽マネジメント・コーチングでお世話になっている佐藤昌宏さんの丸一精密模具(上海)有限公司を視察して参りました。

丸一精密模具(上海)有限公司での気づき・学び
1.STグループさん同様、5Sが徹底されていること
2.働くスタッフとのコミュニケ―ションの図られていること
3.信頼関係が構築しているから、中国人の技術者が育成できたこと
4.中国人が意識をもって働いていること 組織になっていること


今回は、製造業の視察でしたが、今後はショッピング・センター、SC、繁華街、商業施設ビル、NET事業などなど多方面からの視察、そして人脈づくり⇒経営資源の活用を通して、東アジアを視察していきます。

また、焦らずに地に足をつけて時流に即応して、いろいろな角度・視野から自分の引き出しを増やして、弊社の今後を見つめてまいります。とても興奮・感動した中国・視察でした。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

エブリィさん、おたふくソースさんのベンチマーク

2011年10月24日 10:11

先週は、フナイ先進企業視察ツアーに参加してベンチマークをして参りました。
ベンチマーク企業は、日本一番の売上伸び率、中国地方を中心にスーパーマーケットを展開しているエブリィさん、店舗視察と岡崎社長様の講演を聴いてきました。

店舗視察から感じたこと
1 スタッフが元気で生き生きと働いていること
2 店内が明るく、活発なこと
3 お客様もスタッフも笑顔であること

岡崎社長様の講演から感じたこと
1 自社はチェーン店ではなく、地縁店であることの念いが浸透していること
2 人財育成にしっかりと取り組んでいることそして、モチベーションを大切にしていること
3 ボトムアップの組織になっていて、三位一体であること

そして、次に訪問したのが日本一番のソースのシェアの広島のおたふくソースさん

お好み焼き博物館見学から感じたこと
1 スタッフの心配り、笑顔の対応の素晴らしさ
2 明るく、元気、生き生きしていること
3 5Sが徹底していること

佐々木社長様の講演から感じたこと。
1 創業者の精神、念い、経営理念、ビジョンからの理念体系がしっかりと浸透していること。
2 社風改善の為に、社長様自身が率先垂範していること
3 モノ売りから、コト売りへ、そして、ファンづくりへの社風になっていること

両社長様から感じたこと
1 人間性が優れていること
2 自分のやるべきことが明確なこと(使命感・死生観を感じました)
3 会社・スッタフを心より大切にしていること

今回も素晴らしい気づき、学びを得ました。ありがとうございました(^O^)