リーダーシップと部下育成と意思決定
【基本理念】企業の三大責任
1.社会性の追求
社会的な存在理由を明確にし、いかに社会に役立つ企業になるかを問い続ける。
2.人間性の追求
組織の成員である人材を指導・育成し、一人ひとりの能力の開発と人間性の向上に努力し続ける。
3.利益性の追求
利益は儲けだけではなく、企業の維持発展の為のコストである。絶えず利益性の追求を行わない続けることが必要である。
1~3の条件が整って、企業としての責任を果たす。
お客様→企業 プロフィット(利益)を得る
お客様←企業 ベネフィット(便益)を得る
(1)前講の復讐
リーダーシップとは、業績を上げること(成果をつくり出すこと)
リーダーシップで3つのイノベーションを起こすこと
1.プロダクトイノベーション(商品・サービス・製品)
2.システムイノベーション(仕組み・制度・組織)
3.マインドイノベーション(意識変革)←もっとも重要
1.マネジメントサイクル(マネジメントの基本)
PDCAサイクル⇒改善の積み重ね⇒(現場力が大切)⇒改革に繋がっていく⇒
競争力が違ってくる⇒創造⇒顧客の創造・顧客満足の追求
2.組織成立の3要素
1.協働の自発性(チームワーク・コラボレーション)
2.共通の目的(理念・ビジョン・方針)
3.コミュニケーション
(2)リーダーシップの要素と逆要素 2-1
| 要素 | | 逆要素 |
| 効果的 | スタイル(形式・姿) | 非効果的 |
| 高い | スキル(経験・体験を通して身につけた能力) | 低い |
| 肯定的 | 特性 人物 (人間性) | 否定的 |
| 健全 | 価値観 (観念) | 不健全 |
問題(認識)原因(分析)問題点(1)(2)(3)(4)(5)
| トヨタ方式 なぜ? × 5回 |
| ↓ |
| 真因を探り 5W2Hに落とし込んでいく |
| ↓ |
| 解決策を見つけ出し PDCAサイクルを回す |
| ↓ |
| 【成果】 |
(3)3つの教育
職能教育―――B/S P/Lに影響=売り上げ、リピート率、マーケット
5W2H コーチ役
態度教育―――社風の形成 マナー教育=お手本となる人=社長・幹部
可能思考教育―企業文化の形成
(仕事観・人生観・人間観・社会観・価値観教育)
ON THE JOB TREDING 社内勉強会(13の徳目・理念と経営の勉強会など)
OFF JOB TREDING 各種研修への派遣
(4)部下指導の在り方
可能思考教育→先生役、人生の師
態度教育→よい見本となる
職能教育→5W2Hで数値化して指導する
EX。無理をさせる→負荷をかける
無理をするなよ→励ます・支援する
無理を言う→要求をする 全ては『愛』が必要
(5)職務遂行能力診断
職務には2通りある
1.義務→決まったことを決まった通りに行う
2.責任→結果に対して責任を持つこと
なぜ職務遂行うが必要であるか
1.目的の理解と意味づけ
2.作業(基本業務)=コストが発生する⇒効率性を追求する
3.仕事 (効果性を高めていく)
4.目標達成
管理者の4つの必要能力
1.感性(豊かさ)ピンとくる←危機感や問題意識を持っている
2.思考力を高める
3.行動力(スピードを求められる)
4.成果をつくる力(強さを求められる⇒意志の強さ)
問題(課題)発見能力⇒分析・認識・把握⇒問題解決
データ・知識・情報・スキル・能力・ノウハウの収集能力⇒問題解決⇒【成果】
(6)部下指導のポイント -無理をさせ、無理をするなと無理を言う-
無理をさせること⇒負荷をかける
無理をするなと励ます⇒支援をする
無理を言う事⇒要求すること *全ては『愛』が必要である
(7)管理関係と相互信頼関係
時代の変化をマネジメントとする唯一の方法とは、
自らを『変化・変革・成長』マネジメントすること!
そして、人財による【絶対さ】をつくること
権限委譲 上司から部下に対して5W2H 指示・命令
部下から上司に対して 報告・連絡。相談 相互信頼関係
この関係を長く続けていると指示待ちになり、生産性が落ちてくる。そのため人が辞めてしまう。そうならない為には、部下に、権限委譲が必要になる。
但し、そのタイミングが問題となる。それが上手くいくと相互信頼関係が生まれる。
権限委譲の目的と意義を伝えることが大切である。
そして、定期的な面接を図り、フォローをする。
つまり、『指示する前に指示されよ!!』
指示したことに対して70%が出来たら、任せても・・・・・・・と考える。
(8)コンセンサス演習 2-3
『人は何によって動機づけられるか』
*人は動機付けのポイントは違う
(9)人間の4つのタイプ
| 1.合理的経済人仮説 | 経済的側面に価値基準を持った人 報酬や地位に即応するタイプ |
| 2.社会人仮説 | 人間関係に左右される人 |
| 3.自己実現人仮説 | ココで頑張ったら自己実現できる この人間にはキャリアプランが必要 |
| 4.複雑人仮設 | 1~3が複雑に絡み合っている人 |
(10)ケーススタディー 2-4
『誰を取締役にするか』
(11)組織における3つの機能 2-5
1.T機能(タスク) 目的・目標達成・成果を作れる
2.M機能(メンテナンス) 組織・維持
3.I機能(インディビジュアル・ビヘイビア) 組織を破壊する私的な欲求からくる行動
(12)管理者の4つのタイプ 2-6
1.T・M機能の高い 成果も組織もつくる
2.T・m機能 仕事は出来る
3.t・M機能 よい組織
4.t・m I機能 企業崩壊
(13)意思決定のメカニズム
1.日常的(定型的)意思決定と非日常的(非定型的)意思決定
反復姓の持った 突発的(普段・めったにないとこと)
2.価値前提と事前前提
価値前提⇒データも無い・知識を無い⇒自分の経験・価値観だけで判断=カン
事実前提⇒知識・データ・情報・ノウハウ。理論・体験・経験などから判断
現状認識⇒現状分析⇒状況判断(知識・データ・情報・ノウハウ。理論・体験・経験など) |
| ↓ |
| 意思決定⇒問題解決⇒【成果】 |
3.方向付けの必要性
理念・ビジョン・企業目的・方針・クレドを基準として
4.タイミングとバランス(最適基準と満足基準)
タイミング⇒意思決定は、早目が善いが早すぎても遅すぎても駄目であり、最適基準で判断する。
満足基準⇒1)結果の予測が分からない 2)情報が不完全 3)可能な代替案を出すこと
5.部分最適より全体性敵
部分最適VS定型的 ⇒ ロワーマネジメント
部分最適VS非定型的 ⇒ ミドルマネジメント
全体最適VS定型的 ⇒ ミドルマネジメント
全体最適VS非定型的 ⇒ トップマネジメント
6.日本的意思決定(稟議制度と根回し)
| 日本的意思決定 | 欧米型意思決定 |
| ↓ | ↓ |
| ボトムアップ | トップダウン |
| ↓ | ↓ |
| みんなで決める←責任があいまい | 責任者が明確→トップが決める |
| ↓ | ↓ |
| 採決が合意←時間がかかる | 時間が早い→独裁的 |
| ↓ | ↓ |
| 日本型協働が生まれる←チームワーク | 拝金型→欧米型成果主義 |
7.意思決定のプロセス
1. 情報活動→データ収集+分析能力
2. 企画活動・代替案をつくる(A案・B案・C案などの立案)
↓
メリット・デミリット・問題予測と解決方法
↓
いろいろな角度からシュミレションをする
3.選択活動⇒実行する
4.フィードバック活動 検証するそして、次に活かす(1.へ戻る)
(14)意思決定の階層
1.トップマネジメント戦略的意思決定とは・・・・外的環境に直接打撃を受けないように事前に物事を考えて手を打つこと。⇒環境の変化
1. 企業目的の選択(我が社はどういう目的で企業活動をするのか)
2. 事業使命の決定(社会に何を与えるのか)
3. 事業領域の決定(何の事業・商品・サービスを持って顧客に奉仕するか)
4. 組織計画の決定と設定(どんな組織で戦うのか)
5. 人事方針の決定
6 マーケティング方針の決定
7. 研究・開発方針の決定
8. 製品。商品の選択・決定
9. 設備投資の設定と決定
10. 臨時資本出資の設定
2.ミドルマネジメント
管理的意思決定とは・・・・企業の経営資源がよりよい結果を生み出すよう、組織化する意思決定⇒組織を最大限有効に動かす
1. 予算編成
2. スッタフ人事の計画
3. 人事手続きの設定
4. 運転資本計画
5. プロモーション(販売促進)計画の設定
6. 研究開発計画の決定(会社の方針に沿って)
7. 製品改善の選択
8. 工場内の機械の配置換えの決定
9. コスト削減
10. 経営実績の決定・評価及び改善
3.ロワーマネジメント
業務的意思決定とは・・・・現行業務を合理的に管理する意思決定
1. 雇用コントロール
2. 方針の実践
3. 信用拡大のコントロール(お客様からの信用をいただくための業務改善)
4. 広告配分のコントロール
5. 生産スケジュールの管理
6. クレーム対応